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アクリルキャスト板の種類

女の人

1ミリ以下の板厚を実現

ガラスの代用品として広く利用されているアクリル板は、製法の違いによって押出板とキャスト板という2つの種類に大きく分けられます。押出板はローラーを使って原料のアクリル樹脂を押し出す製法で、安価な反面熱に弱く反りやすいのが欠点です。これに対してキャスト板は2枚のガラスを重ね合わせて間にアクリル樹脂を注入する製法のため、価格は押出板よりも高くなります。キャスト板は板厚を薄くするのが難しい製法ですが、押出板より硬度が高く熱にも強いため精密機器にも適用できるほど高品位な性能を持つのが特徴です。アクリルキャスト板は製法の制約から1ミリ以下の板厚を実現するのが困難とされていましたが、クラレックスという商標を持つ製品は最も薄いものだと0.2ミリに達しています。薄いだけでなく硬度にも優れたクラレックスは、建築模型や液晶の面板・ポスターパネルなどに多く利用されてきました。他のメーカーのアクリルキャスト板は板厚2ミリ以上の製品が大半で、厚みを増すほど単価も高くなっています。クラレックスは0.8ミリから1ミリの製品の単価が最も安く、透明タイプの400ミリ×550ミリサイズで3000円台です。同サイズでも板厚0.2ミリの製品になると5000円台に上がりますが、他のメーカーだとこれだけの薄さの製品は存在せず、それだけ製造が難しいと言えます。クラレックスには光学フィルターや各種モニターに適した精密板の他、液晶パネルの映り込みを防止するノングレア板、赤外線を透過するNIRフィルターなど種類も豊富です。透明タイプばかりでなくブラックやホワイト・スカーレット・ブルースモークなど不透明タイプのバリエーションも多く用意されていますので、使用目的に合わせて選ぶことができます。クラレックスはエレクトロニクス業界だけでなく、機械工業や医療分野に至るまで利用されるほど品質に定評があるアクリルキャスト板なのです。

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